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The Brewer

 

私は、米国北西部の地域で生まれ育ちました。「海岸線」「森林」「大山」といった自然界で囲まれた魅力あるエリアとして多くの人に知られています。北西部は、天候がとても良く農業には立地の良い場所です。たくさんの作物が育てられているなかで、とくにホップスは高品質で有名です。実際、アメリカのホップスは98%が北西部で作られており、私がアメリカのホップスに愛着心があり拘りをもっていのはこの為です。

また、北西部には日本のように不純物がない綺麗な水があります。不純物のない水は、容易に味の調整が可能であり、ビールの醸造にとって純粋な水はかなり重要です。綺麗な水は、沢山のスタイルのビールを作ることを可能としますので、醸造家にとって命とも言っても過言ではありません。

1980年〜1990年代、アメリカ北西部では純粋な水と新鮮なホップスによってビールの醸造の発展、そして勢いが強まった言われています。

私が醸造に興味を持ち始めたのは、アメリカ合衆国オレゴン州立大学の工学部に在学中のことでした。アメリカでは、個人消費を目的としたビール醸造は法で認められており、丁度その頃から「自家醸造」が一般的となり始めました。

当初はマッシング(糖化)を必要としない大麦麦芽エキスを使用し、20Lのバッチで醸造してました。しかし技術者として醸造に関する科学的要素に非常に興味が膨らみ、大麦麦芽エキスの代わりに麦芽マッシングを実施、および酵母の取り扱いと栽培がより良いビールを作る上で重要な要素である事に気が付きました。

工学部を卒業し半導体エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた後も、醸造科学を独学で学び続け、その後早い段階でバッチサイズで20L、40L、最終的には80Lと全麦芽(抽出物ゼロ)で醸造を行い、アメリカの自宅に醸造所を建造しました。

しかし私は2007年に日本に来ることになり醸造を続けることができない環境になりました。醸造においてより厳しい規則が課せられている日本に移るまでの20年間、醸造および醸造の研究を続けてきました。日本に移ってからも醸造についての学問を学び続け、10年たった今、技術者としての職を辞しビール醸造所を開業する準備が整いました。

私は日本でも再度醸造ができないか夢見て過ごしてきましたが、11年間経って大分市にようやくMonkey Mountainをオープンさせることができました。場所は大分市の府内町で、アクアパークという綺麗な公園の前にあります。小さな醸造所ですが、少人数のスタッフと一緒に醸造を楽しんでいます。

私は、大分県にとどまらず日本全国の人達に私が醸造したビールを飲んでもらいたいと言う熱望があります。現在はまだ4種類のビールですが、私は1年間で8種類のビールに増やす計画を持っています。

今ブームとなっているIPAやアメリカンヴァイツェンなどを紹介します。